番組が夕刊ベスト5で取り上げたニュース、日刊ゲンダイの「60代で起業する割合が急増」について、司会のふかわりょうが「60代、一方で非常に元気ですが」と紹介した。
起業について堀江氏は「まあ60代はもう起業せざるをえないんじゃないですか。大企業とかでもどんどんリストラしてるし、年金の支給年齢どんどん上がって行ってるんで。中小企業とかにも就職できないのか、したくないのか。自分でやるしかない」と、起業を肯定する発言をした。
それに対して、ふかわが「起業というのも簡単にはできないですよね?」とたずねると、堀江氏は「簡単にできますよ。いつも簡単にできるって言ってるんだけど、皆なんか考え過ぎなんだよなあ」と、ぼやいた。
ふかわが「例えばどういうジャンル…」と質問すると、堀江氏は「例えば僕、講演会とかに行くんですよ。行って『君ら、何やりたいの?』みたいな話をするんですよね」と、過去のアドバイスの例を語り始めた。
堀江氏は「で、例えば『僕は、農業をやりたいんです』みたいな『農業で起業したい』みたいなことを言う子がいたんで、『じゃあ、今すぐやればいいじゃん』って。『今何年生?』『高3です』と。『高3で、テニス部を辞めたばっかりなんです』」と、高校生と交わした対話を例にあげた。
堀江氏は、高校生に発言した例を続けて、「じゃあお前、テニス部の後輩を働かせて、どこか余ってる土地を農家から借りてきて、そこ耕して」「トマトとか人参とか、キュウリとか作って、ロードサイドで、無人販売所で売れば、1日多分、1万円とか、出したら売れるよって言って。そしたら月30万円じゃん。バイトで後輩はタダ働きさせれば良いじゃねえかよって話」と、後輩を無賃で働かせるアイデアを提案したという。
これには、ふかわも「それは割と強引な感じがしますが」と反論したが、堀江氏は「いや、これはテニス部のトレーニングなんだ! みたいな」と、タダ働きの説明の仕方も笑いながら語ってみせた。
ふかわが、起業の壁は高くないのかと確認すると、堀江氏は「全然。全然高くないですよ。ハードル全然低くて。それだって一般企業でしょう。だって月30万売り上げたら、年間で360万の売上ですよ? で、原価かかってないじゃないですか、ほとんど」と、自身のアドバイスで起業する簡単さを強調した。